男はプライドの高い生き物ですから、妻に浮気されたとなれば、そのプライドを深く傷つけられ、激しい怒りで後先考えず、すぐに離婚を切り出してしまいがちです。
しかし、まずは離婚することのメリット・デメリットを考えなければなりません。
メリットとしては、妻に裏切られ悶々とした結婚生活から解放されることや、お金や時間を自分の自由に使えることなどでしょうか。
逆にデメリットは、子供が幼ければ親権は妻に持っていかれるでしょうし、養育費を払っても面会させてもらえないケースもあります。
また、妻の浮気が原因で離婚しても、財産は分与しなければなりません。さらに、男は離婚によって社会的信用を下げることもあります。
これらのメリットとデメリットを天秤にかけて離婚を考えるのもありですが、それよりも大切なのは、浮気した妻をまだ愛しているか、許せることができるか、ということではないでしょうか。
もし、まだ妻を愛する気持ちがあるのなら、離婚を踏み止まり、妻に改心を促してみるべきです。
ただし、女性の浮気は本気の恋愛に発展することが多く、そうなると夫の声は妻にはまったく響きません。
逆に妻の方から離婚を迫ってくることもあります。
したがって、妻の浮気による離婚を回避したいのであれば、日頃から妻の言動に気を配り、浮気の兆候を察知した段階で早めに話し合うべきです。
妻の浮気(不倫)が発覚したとき、どのように対応すればよいか?