フォーチュン広島の探偵白書:夫とセックスレスにならないために

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妻の座の守り方(後編)

前回に引き続き、妻の座を守り、円満な家庭を維持する為のポイントについてお話します。

第2ヶ条は、どんなに忙しくとも月に一度は家族で郊外などへ出かけるという事です。
別に遊園地やレジャー施設でなくとも、景観の良いところでの花見、日帰り温泉など、色々工夫をすればお金を掛けずに一日を家族で楽しく過ごす事は可能です。
出不精だった夫が妻に誘われてハイキング登山に嫌々通ううちに、今や自ら進んで1,000メートル級の山歩きに精を出しているという例もありますので、出不精だからと諦めずに何度か誘い出してみてください。もちろん、ご主人のタイプにもよると思いますが、本人や周りが出不精だと思っていても、興味の対象が違っていただけで、実はそうでないという事もあるのです。

第3ヶ条は、夫婦生活を大切にするという事です。それぞれの夫婦によってSEXを求める頻度は変わります。
また、年齢によって変化していくのも事実ですが、相手を労わりながらお互いに求め合うという欧米流の夫婦生活を見習う必要もあるかと思います。
日本人では20~30代で結婚し、40代になると「妻とはセックスレス、もししは年に数回義理でお付き合いしている程度」と口にしてしまうような夫が多いようです。
理由を尋ねてみると、「若い頃に『疲れているから』と妻に拒否された事が尾をひいている」とか「昔と違って妻も太ってしまい色気を感じない」など理由は様々ですが、どれをとっても妻を愛するという結婚生活の基本から随分離れてしまっています。

結婚した頃の激しい感情は当然少しずつ薄れてはいくものの、落ち着いた大人の労わりに変化していかなければならないのですが…
妻の座を守り通すならば、夫婦生活を色褪せたものにしない為に、妻の側からの工夫も必要でしょう。お互いに相手へ喜びを与えられるように努力したいものです。優しさを基本とした夫婦生活を是非築いてください。

第4ヶ条は妻の側から夫へ、返信は必要ないと断ったうえで、短い文章の近況報告を日に二、三度メールやLINEなどで送る事です。
日常の出来事を簡単にメール・LINEで知らせる事が習慣になると、やがて夫の会社の同僚に夫婦仲のよさを知らず知らずのうちにアピールする事になり、夫が愛妻家であるという風評が会社内に広く浸透する事で、一番多い不倫のきっかけである社内不倫を防止する事ができるからです。

また、夫も常に妻の存在を認識する事で、不倫の機会に遭遇しても理性が強く働く事でしょう。
日ごろのなんでもないコミュニケーションの積み重ねこそ、夫婦のマンネリ化を阻止するのです。気付かないうちに夫婦間に隙間が生じると、夫の「魔が差した」とか「はずみで」という心が大きくなります。
年齢を重ねるとちょっと口にするのが照れくさい愛の言葉でも、メール・LINEだと割り合い正直に伝えられるというのは、文字の持つ不思議なパワーでしょう。