結論からお伝えしますと、浮気は犯罪行為には当たりません。浮気が発覚したとしても、懲役や罰金などの刑罰を科されることはありません。
不倫は犯罪ではないため刑罰は科されませんが、民法上の「不法行為」となる場合があります。「不法行為」とは、故意（こい）又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害する行為のことをいいます。
浮気をすることによって配偶者に精神的苦痛を与えるため、浮気によって生じる精神的苦痛は民法上の「不法行為」に該当する可能性があります。
そのため、浮気をした側は、故意又は過失によって配偶者に損害を与えたと解釈され、民法上の「不法行為」として損害賠償請求されることになります。
不倫をされた場合、不倫の事実を立証することができたら、配偶者に対して損害賠償を求めることができます。
ただし、慰謝料の金額については法律上の基準がないため、お互い話し合いの上、割合を決めて話し合うケースが多く、またどちらか一方に請求がいく場合は話し合いにより解決します。
慰謝料の金額に納得できず裁判で争う場合は弁護士に依頼することが得策です。その場合は事前に専門家である弁護士に相談することをおすすめします。
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