不貞行為の証拠をおさえて、夫(妻)の目の前に突き出すか、訴訟手続きをとって裁判所の判決が下れば、浮気問題は解決すると思われるかもしれませんが、夫婦関係の修復を望むのであれば、解決するか否かは浮気した夫・妻次第というところがあります。
「浮気はしたけど、家庭に戻りたくないような雰囲気をつくった妻のお前が原因なんだ」
「彼(浮気相手)から強引に誘われて、私はそれで仕方なく…」など、自分の責任を認めないというケースは山ほどあります。
「妻の私をこそこそ嗅ぎ回るなんて、アナタ酷いわね!」と逆ギレされることも珍しくありません。
とかくこのような人たちは、浮気が発覚した後も浮気相手との関係を絶とうとはしませんし、反省の色も見られません。
そんな状況で配偶者である自分に気持ちを向かせようと頑張ったところで、相手の心には何も響かないでしょう。
結局のところ、浮気している本人自身が浮気をやめようと思わなければ、状況は変わらないということです。
こちらができることは、夫・妻が浮気をやめて家庭やあなたに戻りたくなるような環境を整えることではないでしょうか。
浮気を許す
もちろん浮気したことは夫婦にとってルール違反ですので、こちらがどれだけ悲しみ傷ついたのかをしっかり伝え、二度としないことを誓わせたうえで、その後は浮気の話を蒸し返さないことです。
疑心暗鬼にならない
また浮気されるのではと疑う気持ちも分かりますが、何かにつけて疑いの目を向けられると、居心地の悪さから再び浮気に走られることもあります。
自分を磨く
夫・妻に異性としての魅力を感じなくなったというのが、浮気の原因の中には必ずありますので、これを払拭するためにも、外見・内面ともに磨きをかけて、夫婦でも男女を意識してもらうことが必要です。