LINE(ライン)は、コミュニケーション手段として広く浸透しており、多くの方が利用していることでしょう。
しかし、中には浮気相手との親密なやりとりに利用しているケースもあります。
結論から言うと、LINEのやりとりだけでは慰謝料請求を行うことは困難です。
浮気の慰謝料請求を行うためには、配偶者と浮気相手に肉体関係があったことを証明する必要があります。
LINEのメッセージで「愛している」等のメッセージだけでは証拠として認められない場合があります。
ただ「〇日にいったホテルにまた一緒に行きたい」「今度〇日に〇〇に2泊3日で旅行にいこう」など2人で宿泊をしたと考えられるやり取りであれば証拠として認められることもあります。
もし夫・妻のLINEの履歴にそのようなメッセージが残っていれば自分のスマートフォンやカメラで保存しておきましょう。
該当の部分だけでなく前後のやり取りについても同様に保存するとなお良いでしょう。
1つの証拠だけでは不貞行為を認定してもらうのが難しくても、複数の証拠を合わせることで不貞行為を立証できることもあります。
LINEだけの関係では浮気の慰謝料を請求することが難しいですが、LINE以外の証拠を合わせることで浮気が立証できれば慰謝料を請求できます。
肉体関係がない場合でも慰謝料を請求できるケースもあるので、諦めずに当社にご相談ください。