二度と浮気をしないからと土下座までして謝っておきながら、またすぐに浮気している夫は世の中に多いのではないでしょうか。
浮気を責められたときにあっさり認めて謝罪する夫ほど「謝ればすぐに許してもらえる」という考えで、心から反省しているようには思えません。このような夫に、自分が家庭を不幸にしているとか、妻にどれだけ悲しく辛い思いをさせているのかという罪悪感などはありません。
このように浮気を繰り返す夫の心理としてまず考えられるのは、妻から離婚を迫られることは絶対にないという自信です。
専業主婦の妻が自分と別れて生活できる訳がないとか、パートの稼ぎで子供は養えないだろうなどと心の中で思っており、なかには、自分が家族を食わせてやっているんだから浮気くらい大目に見ろと言わんばかりの夫もいます。
逆に、浮気した自分は本当にダメな人間だと酷く落ち込んで反省したふりをする夫もいます。
妻の同情を引くためにはプライドも簡単に捨てて惨めな自分を演出し、この人は私がいなければ生きていけないとまで妻に思わせ、許さざるを得ない状況を作り出します。そして、ほとぼりが冷めた頃にまた浮気をしてしまうのです。
どちらのタイプも対処法としては毅然とした態度で臨むことです。
こちらから離婚を言い出すことはないと高をくくっている夫でも、言い逃れのできない証拠を掴み、浮気相手に対しての制裁もちらつかせれば、焦りを感じるはずです。そのような状況になることで、初めてフェアな話し合いができるのではないでしょうか。