結婚当初はお互い相手を思う気持ちが強く、細かい点はさして気にも留めずに済ませていたのかもしれません。
しかし、徐々に歳月を重ねていくにつれ、本当の意味で相手の姿が見えてくるのでしょう。
そうして見えてきた相手の姿をお互いに受け止めあい、理解していく事が大切だとは思うのですが、残念なことに、最近は相手の今までは知らなかった一面が見えてきた時点で一方(あるいは双方)が理解しようとすること無く、一歩ひいてしまう人も多いようです。
何も『亭主は関白であれ』とか『妻は貞淑であれ』というつもりはありませんが、余りにも簡単に結婚を決めてしまう為にこうしたズレが生じてくるのだと思います。
これはある意味仕方のない事かもしれません。何せ若い人たちは経験がないのですから…
その経験の貧しさを補ってやる事ができるのはやはり、何をおいても両親でしょう。
話は逸れましたが、調査とは”嘘を暴く”事ではなく、”真実を見極める”作業なのです。
私たちの仕事は世間ではともすると「裏稼業」的な扱いを受ける事もありますが、私たちが見ているものは全て表に見える真実なのです。
結婚調査にしても、何も将来、浮気(ひいては離婚)の心配があるから行うというものではないのです。
良くも悪くも相手の真実(本質)を明らかにすることなのです。
本当に分かり合えないのなら結婚はしないはずです。
自分の全てを出せないような相手はその時点で既におかしいとおもいませんか?