皆さんは結婚調査についてどういった認識をお持ちですか?
この問いだけに関して言うと、世代間でその答えに差が出てくることと思います。
例えば、今まさに結婚を考えておられる若い方々にこの質問をすると『調査なんて必要ない、ありえない』という答える方が大半だと思います。
逆に、結婚を前提とした交際をしてらっしゃる息子さんや娘さんを持つ方々はその交際相手の素性が不透明であればあるほど、『心配だ、ちゃんとした人間かどうか確認したい』と思うものです。
例え調査まで発展しなくともどんな人柄か、家柄かくらいは知っておきたいと考えていらっしゃる親御さんは少なくないと思います。
”相手を調べる”という行為に引け目を感じるのは当然の事と思います。
ただ、結婚というものの重要性を考えると、安易に不安要素を見過ごしてもおけないでしょう。
最近は結婚に対する考え方も一昔前とは異なって、『当人同士の問題だから…』と柔軟に考える人も増えてきました。
昨今、確かに熟年離婚も増えてきましたが、結婚したばかりの若い人たちが一年も経たない内に離婚に走るといったケースも後を絶ちません。
皮肉な事に私達はいわゆる不貞(浮気)調査においてそういった若い世代の離婚という現実を目の当たりにしています。
勿論、浮気の現場を押さえただけでその人の人柄や家柄がわかるはずもありません。
依頼者様との調査前の面談や中間報告、そして結果報告。
更にはアフターケアに至るまでの話の中で、調査対象者であるご主人(あるいは奥様)にまつわる様々な実状を少しずつお聞きしていくと、それは耳を覆いたくなるような酷い内容なのです。