フォーチュン広島の探偵白書:撮影が難しい場所でも成果を出します

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入山しての大変な撮影現場

探偵についてまわる悪いイメージを挙げると、『恐い人』『詐欺師』『とんでもない高額料金をふっかけられる』など様々ありますが、最近は探偵物のTVドラマやアニメの影響でしょうか、「私も探偵になってみたい」とか「探偵に興味がある」という方も多くなりました。現実の探偵とはかけ離れ、格好良くミステリアスなイメージが独り歩きしている感が否めません。

今回は、そんなイメージとは無縁の汗だくの調査現場の話をしましょう。
ある年の7月下旬、保険会社からの相談を受け、山陰の方で調査をする事となりました。事前の調査打合わせの段階で、これは相当難しい調査になる(というよりは調査不可能の状況になる)予感がありました。

さっそく下見調査の為に現場へ赴いたスタッフから、「調査対象者の家だけが村の主要道から外れたあぜ道を50mほど入った所にあり、全く近付く事ができません。また、車両を停めるにしても周りに何も無いので、30分も駐車したら完全に周囲から不審に思われます。」という懸念した通りの第一報が入りました。

現場は山合いの農村であり、車両内から監視をしようにもその車を停める場所が無い。かといって、そんな田舎で一日中突っ立って監視を行う訳にもいかず、道路工事などを装うにしても、丸一日となると周囲の視線を取り繕いきれない為に不可能である。こういった全くお手上げの状況だという事だけが、下見調査で判明しました。

その後、現場を撮影した映像や周辺地図を前にして調査方法の検討会議に入りました。今回の調査の目的は『調査対象者が5年前に起こした事故の後遺症により左上肢が肩から下位にかけて動き辛く、左手は健常者の2割程度の握力しか無く、左膝に関しても曲げ伸ばしが難しい状況にあり、現在も定期通院をしているとの事だが、もしかすると保険金の受給を延ばす詐欺行為の疑いがある為、後遺症の状況を明確にする。』というものでありました。
こういった案件は調査している事が対象者に発覚してしまうと、人権問題等へと発展する為、慎重な上にも慎重な調査手法が必要とされるのです。

会議の結果ようやく調査手法が決まり、調査対象者自宅の裏手にある山の反対側から、対象者の家が見える中腹まで、撮影機材や食料・飲料その他一式を抱えて山を登る事としました。
ヘビやムカデなどを防ぐゴム長靴、厚手の長袖服、防虫ネットを張った改造ヘルメット。この装備、真夏の時期には着用しただけで汗が滝のように滴り落ちます。

一日目、調査スタッフ2名はこの重装備で道なき山の中を折り畳みノコギリで枝を振り払いながら藪を進み、朝から入山して夕方ようやく対象者の家を見通す事ができる場所までの進路を切り開きました。

二日目、昨日確保した地点で望遠カメラ構え、監視調査の本番が始まりました。しかし、雨の降りそうな曇天が災いしてか、早朝から夕方まで待ち続けるも対象者が姿を現す事はありませんでした。

三日目、昨日とは打って変わっての晴天となり、調査スタッフも祈るような気持ちで入山しました。蒸し暑さに耐えながら監視を続けている昼下がり、クワとバケツを両手に持った対象者が自宅より現れました。敷地内の小さな畑に向かった対象者は、事故により不自由になっているはずの左腕をしっかり動かしてクワを使い、農作業を始めたのです。その後、膝に関しても問題なく曲げ伸ばしして草むしりを行っており、その一部始終をカメラに収める事ができました。

四日目、本日も昨日と同様に農作業に勤しむ対象者の姿が確認でき、これにより日常的に健常者と変わらない生活を送っている対象者の実態が判明しました。その後、対象者は後遺症の回復に同意し、保険会社との間で示談が成立したとの事でした。
文字どおり、調査スタッフの汗の結晶により調査を成し遂げたわけですが、冒頭に述べたイメージを払拭する事ができたでしょうか?