犯罪を計画したものの実行しなかった場合や、実行しても成し遂げることができなかった場合を未遂と言いますが、浮気にも未遂というものがあるのでしょうか?
そもそもどこからが浮気なのかという定義が人それぞれで異なりますから、ここまでは浮気未遂でここからが浮気の既遂だと、はっきり言えないところもありますが、未遂の段階でパートナーの浮気に気付くことは大事です。
異性と頻繁にメール
妻のスマホをこっそりのぞいて見ると、異性とのメールやLINEのやりとりがたくさん出てきたが、浮気を匂わせる内容ではない場合、判断に困るかもしれません。
巷のアンケートでは、メールのやりとり程度では浮気とは言えないという意見も多いようですし、逆にスマホをのぞいた夫の方が悪いのではとも思ってしまいます。しかし、メールやLINEのやりとりから浮気に発展するケースが後を絶たないのも事実です。
昔の交際相手(彼氏・彼女)と連絡
facebookやLINEなどのSNSが広まったことにより、音信不通だった旧友などと再びつながることができるようになりました。なかには昔の交際相手を検索して連絡を取り始めることもあります。
過去を懐かしんでいるだけと言われればそれまでですが、夫や妻の立場としては心穏やかではありません。焼け木杭に火がつかないように釘を刺しておく必要があるのかもしれません。
異性と二人きりで食事
会社の上司と部下、昔からの友達などであれば、男女二人きりで食事する機会もよくあることですし、食事だけなら構わないという夫・妻も多いとは思います。
ただ、食事する時間が夜だったり、お酒が入ったりなど、状況によってはいつ浮気に転じても不思議ではありません。
なお、このような浮気未遂の段階であっても夫・妻を許すことができず、問い詰めたいと思う人もいるかもしれませんが、してもいない浮気を追及された側は憤慨したり、逆に夫・妻への不信感を抱くこともありますので、浮気未遂の状態から浮気に発展した兆候を見逃さず、きちんとした証拠を手に入れたうえで話し合いに臨むべきです。