不倫誓約書とは一般的に浮気が発覚した際に、配偶者や不倫相手に記載してもらう書面のことです(多くは配偶者に書かせる場合が多いようです)。
法的に決まった書式はありませんが、おおよそ次のような内容のいずれかを記載します。
・不倫当事者が認めた不倫の事実や内容
・慰謝料の額と支払時期や支払方法
・浮気をやめること
・今後浮気相手と接触をしないこと
・誓約書の内容が破られた場合の処遇
書面の最後には誓約書に同意した本人の署名と押印が必要です。
本文はPC等で作成しても問題ありませんが、署名は本人の自筆、押印は本人がする必要があります。
【補足】不倫誓約書の作成は、法律家や弁護士に相談することがおすすめです。法的に有効な誓約書を作成してもらえるほか、適切なアドバイスを受けられるでしょう。
また、無理やり誓約書を書かせたり、良識に欠ける内容の制約は無効になるケースがあります。
例:外出の際は必ず配偶者の同意が必要、今後配偶者の言うことに逆らわない等
誓約書には裁判に発展した際に浮気の証拠としての効力があります。必ず書かせなければならないものではありませんが、
書かせることで配偶者の浮気の再発の防止になり、精神的負担を和らげることになるでしょう。