会社での接待や友達との飲み会の流れなどで、男性なら一度はキャバクラに行ったことがあるのではないでしょうか?
お店の女の子から名刺をもらったり、LINEの交換をしたりすることも多いでしょう。彼女や奥様からすれば愉快な話ではありませんが、それだけで浮気したとは言えませんし、「そんなことでいちいち目くじらを立てるな!」と逆ギレされるかもしれません。
そもそも、お店の女の子は営業目的で名刺を渡したり、連絡先を教えたりする訳で、下心を抱えた客をおだててその気にさせ、たくさんお金を落としてもらうのが狙いです。
もちろんほとんどの男性がそんなことは百も承知ですから、ほんのひと時だけ女の子と楽しくおしゃべりしてお酒が飲めればと割り切っています。
このように付き合いでたまにお店へ行くのなら許される範囲だと思いますが、一人で月に何度もお店へ足を運ぶようなら注意が必要かもしれません。お気に入りの女の子を指名して、高いお酒をボトルキープし、同伴出勤やアフターで食事をご馳走したりと、際限なくお金を費やすことになります。
このようなキャバクラ通いは浮気になるのかどうかですが、法律的にはいくらキャバクラに通い詰めようが浮気にはなりません。
「会いたい」とか「大好き」というメールを見つけても、一般女性から送られたものなら浮気を疑うところですが、お店の女の子からであれば営業メールだと言い訳も成り立ちます(実際、ほとんどが営業メールですし…)。
たとえ、お店の女の子と同伴出勤やアフターなど2人きりで食事しても、肉体関係を持たなければ不貞行為とは認められません。ただし、給料のほとんどをキャバクラに使い、生活費を渡さなくなったなど、結婚生活に支障を来すようであれば、離婚事由にもあたりますので、たかがキャバクラと思わず、度を越す前に釘をさしておかなければならないのかもしれません。