フォーチュン広島の探偵白書:85歳の夫が女性とラブホテルに?

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40年の恩讐の結果(後編)

ひょんな事から、夫が40年前に別れたはずの浮気相手と今も浮気を続けているのではという疑いを抱いたSさん。40年越しの浮気の結末は…

Sさんの依頼を受け、さっそく事実確認のための調査を開始しました。
Sさんの夫であるF氏は、左足が義足であることなど、じっくり見ないと分からないほど、杖を使いながらも堂々とした歩き振りでした。

調査5日目。
F氏は朝から病院へ出掛け、受診後、近くのデパートの駐車場へ車を停めて、地下の食料品売り場へ向かいました。
30分近くかけて丹念にあちこちの惣菜店を吟味したF氏は、和惣菜店の懐石弁当を2個購入し、中華惣菜店でシュウマイを1パック購入しました。事前にSさんからうかがった話では、「主人は自分のそばにある物でも、おーい!と私を呼びつけて私に取らせるんです。私が具合が悪くて休んでいても、買い物の一つもしてもらったことがない。」と言うことでしたが、実際に見たF氏の行動はSさんの話と随分違っていました。
Sさんの話が頭にありましたから、「これは奥さんへのおみやげではないかもしれない。」と予感が走りました。

デパートを出たF氏の車が、大通りから裏通りへ入ったため、尾行を続けていた調査員もひと呼吸おいて角を曲がり裏通りへ向かったところ、F氏の車はすぐ先で停車しており、間もなく再び走り出しました。
その後F氏の車が向かった先は、川沿いのラブホテル街でした。F氏の車は迷う事なく立ち並ぶラブホテルのうちの一軒に入っていきました。

ホテル内の駐車場へ停まったF氏の車の後部座席より(先ほどの裏通りで乗り込んだと思われる)年配の女性が降り、F氏がデパートで買った弁当を手にしている女性は、F氏の後に続いてホテル館内へと入っていきました。
不貞調査の依頼ですから何も驚くことはないのですが、85歳のF氏がまさか弁当持込みでラブホテルを利用するとは思ってもみなかったというのが正直な感想でした。その後2人は2時間と経たないうちに、ラブホテルから出てきました。

それから数日後、Sさんに報告書を手渡すことになりました。内容が内容であり、70歳を超えた年齢であることも考慮し、言葉を選びながらの報告となりました。しかしながらSさんは気丈でした。
現実を受け止めるように報告書をゆっくりと丹念に読みながら、「情けない」という言葉を何度となく繰り返されましたが、取り乱されることはありませんでした。
「これですっきりしました。あれからもずっと続いていたのか、年月を経て復縁したのかは分かりませんが、どちらにせよ騙されていたわけですから許すことはできません。」とSさんははっきりとした声でおっしゃりました。

それからのSさんの行動力は、とても76歳とは思えないものでした。報告から2週間後、「その節はお世話になりました。先日、私引っ越しました。」という電話がありました。ご主人とは、とりあえず次のような取り決めだけをして家を出たということでした。

・離婚はしない。
・Sさんの気持ちが落ち着くまで別居する。
・別居の生活費として月額20万円を渡してもらう。
・預貯金はSさんが管理し、少しずつお嬢さん名義に切り替える。
・Sさんは、週2日、家事のために家へ戻る。
・Sさんの留守中に、相手女性を家に入れるようなことはしない。

その後のSさん曰く、「一人暮らしを始めると、自分の時間がこんなにもあるなんて、今まで気が付きませんでした。」
Sさんは今、茶道やクラフト工芸、山歩きの会などを楽しんでおられます。
また、何かあるとご相談の電話があり、今も電話を通してのお付き合いが続いています。もっとも最近は、メールでのやり取りが多くなりましたが。