フォーチュン広島の探偵白書:家出人の捜索!高い発見率とは

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女子高校生が家出したケース

失踪人・家出人の行方を探してほしいという相談がここ数年で急増しています。その主な理由を大別すると、
1.学校(主として高校生)が嫌になって家出をしてしまい、行方が分からなくなっているケース。
2.借金がらみで行方をくらましてしまった親族のため、残された家族が債権者から責めたてられて困惑しているというケース。
3.金を貸した相手が行方不明になって、貸主が途方にくれているケース。

もちろん、「音信が途絶えた友人や昔の恋人の消息を知りたい」とか「離婚で離れ離れになった子どもの成長ぶりが知りたい」など昔と変わらない調査依頼もあります。
このような調査は事前の情報がしっかりしており、丹念に追跡すればほとんどのケースで所在が明らかになります。一方で1~3のケースでは、自らの行方を知られないように完全に消息を絶っているわけですから、行方を突き止めるのは容易ではありません。発見率は2~3割あれば良いほうでしょう。

今回はその中から家出人捜索のケースをご紹介しようと思います。

昨年の12月に広島市郊外の団地にお住まいの依頼者様から相談がありました。相談は長女のA子さん(当時高1)のことでした。
5月に外泊をした後、学校を休みがちになり、夏休みに入って間もなく家出する。ただこのときは2~3日に1回、母親である依頼者様の奥様宛てにLINEが届いていた為、様子を見守りました。
結局は、3週間後に旅行でもしていたかのように元気に帰宅し、そのあっけらかんとした態度に、どこでどういう生活をしていたのか問い詰められないままになりました。
ところが、2学期に入り学校が始まってもA子さんが登校する様子はなく、完全に不登校状態となり、依頼者様ご夫婦とA子さんとの間の亀裂は深まるばかりだったそうです。そして12月中旬、出席日数不足で留年が決定的になったとき、A子さんが「学校を退学して働きたい」と主張したため、依頼者様は「勝手にしろ!」とつい言い放ってしまったそうです。
奥様は2人をとりなす事もできず、A子さんはそのまま身の回りの物を持ち、家出してしまったとの事でした。

依頼者様ご夫婦のお話を聞き終えたとき、家出の経緯は分かったものの、行方を捜す手掛かりとしては、A子さんが泊まりに行っていた友人がいるという事以外、具体的なものはありませんでした。
その後、数少ない手掛かりを頼りに調査を続けた結果、A子さんの所在地を広島市の某区にまで絞り込むことができた為、A子さんの写真を持ってネットカフェやコンビニ店、飲食店などを地道に訪問して回りました。すると、あるネットカフェで「最近よく来る子に似ている」という情報があり、早速張り込みを開始しました。

張り込み3日目のお昼前、ラフな服装でA子さんの顔立ちそのものの女性が、20歳前後と思われる女性と連れ立って店に入ってきました。
A子さんであることを再確認した調査スタッフは、先に店を出て2人の退店を待ち受け、店から出てきた2人の後をつけたところ、2人は歩いて3分くらいのところにある賃貸マンションの一室に入っていきました。

以降2日間に渡ってA子さんの日常を見守り続けた後、依頼者様ご夫婦と一緒にマンションのA子さんを訪ねました。いきなりの訪問ですから、第三者が間に入って面会をお願いした方が、すんなりいくケースが多いのです。
呼び鈴を押すと、玄関扉が開いて女性が姿を現しました。女性は驚いた様子もなく、きれいに整頓された2Kの室内へと私たちを通し、A子さんと対面しました。

KさんというA子さんの面倒を見ていてくれた彼女は21歳でした。Kさんは高校を卒業後、親元を離れ一人で自立したそうです。Kさんの説得もあり、A子さんは家に戻ることを約束してくれました。A子さんも両親がとても心配していたことを理解し、受け入れてくれたようでした。5人での話し合いは2時間で終わりました。

その後、A子さんは、紆余曲折はあったものの高校を退学し、現在は自宅で通信教育を受けながら、毎日Kさんのエステ関係の仕事を手伝っているとのことです。