フォーチュン広島の探偵白書:婚約者が結婚詐欺師だった?

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婚約者の正体とは?結婚詐欺事件(前編)

探偵の世界に長くいると、さまざまな依頼案件に出合います。その中には「まさかそんな?!」と思う事件にも遭遇します。

依頼者様は30歳の男性で、1年の交際期間を経て婚約した相手女性の身元を確認してほしいという依頼でした。
事の経緯は次のとおりで、
「彼女は現在岡山の医科大学の3年生で、親からマンションを買ってもらって1人で住んでいるが、親からもらった授業料を使い込んでしまい、授業が忙しくて家庭教師という高額のアルバイトもままならず困っていると言ってきました。
そのときはあまり考えもせず30万円ほど用立ててあげました。その後もなんだかんだと理由をつけてお金を無心され、その都度20~30万円のお金を渡してきました。

つい先日、僕に内緒で僕の母親からもお金を借りていることが分かり、何でそんなにお金がいるのか不安になってきました。彼女の父親は九州の地元大手不動産会社の専務取締役をしている、と企業年鑑に掲載された写真を見せられただけで、直接会ったことは一度もありません。

ただ、彼女のマンションに一度だけ行ったことがあり、そのマンションは1人住まいには広すぎる100平方メートルの4LDKマンションでした。大手不動産会社の役員を父に持つ彼女ならではの住宅環境だと思っていました。
部屋には家具らしい家具はなく、ベッドと机と本箱があるくらいで、医学の専門書が何十冊も床に積み重ねられており、それが医学部の学生らしい雰囲気を漂わせていました。

洋服タンスはなく、造り付けのクローゼットに服が数十着と、白衣が数着、乱雑に掛けられており、女性らしい華やかなファッションとは程遠い地味な服装ばかりでしたので、高額なファッションにお金をつぎ込んでいることはなさそうです。

それからこんなこともありました。僕の母親が大学病院に入院したとき、彼女が病室に見舞いに来たのです。授業の合間にやって来たと言い、白衣を着て首に聴診器を巻きつけ、母から病状を聞くと、持っていたノートに身体の臓器の絵を描きながら、血流がこう、患部がこう、と分かりやすく母に説明し始めていました。
彼女が帰った後、母は『いい人を見つけてよかったわね』と手放しで喜んでいました。

そんなこともあったので彼女に一方的に騙されているとは思っていませんが、彼女は僕に何かを隠しているような気がしてならないのです。
それが何かは分かりませんが、事実を知ることでこのストレス状態から抜け出せるように思います。逆に打ちのめされる結果になる可能性も確かにありますが、今はとにかく事実を知りたいので調査をお願いしたいのです。」と、いう話でした。

探偵の直感としては、「何かがありそうだな」というグレーの印象を抱きました。

依頼者様が彼女に渡した現金は母親の分も合わせると約400万円近くになります。また、婚約したときに彼女が欲しいといって買った指輪が180万円で、合計580万円ものお金を1年の間に彼女に貢いだことになるのです。

そして、彼女がその高価な婚約指輪を、その後一度も依頼者様に見せようとしないことも気になります。疑えばキリがない彼女の金銭状態ですから、依頼者様の苦悩する心境はよく分かります。こうして事実解明のため、調査に着手しました。