あるご家庭の事例です。夫が酒を飲んで帰宅した際、脱ぎ捨てたズボンを洗濯するためにポケットの中身を確認すると、風俗店のポイントカードが出てきたそうです。そのことに、奥様が怒り、夫を問いただしてみると、「飲んだ勢いで客引きについていってしまい、風俗で行為に及んでしまった」と答えたそうです。
酒が入っていたということもあり、本人の記憶も曖昧で、成り行きに逆らえずにしてしまったということのようです。
これは浮気に該当するのでしょうか。
これはまぎれもない不貞行為にあたります。
浮気には違いありませんが、このような状況だと、許されることが多いそうです。
何度も繰り返し同じことが起こるようであれば話は別ですが。
一度の過ちであり、夫が反省をしているならば、大きな問題に発展することもないようです。
もし、あなたが許す場合、注意すべき部分があります。夫に対して『どの部分に対して許すのか』『どの部分に対しては許せないのか』を伝えることです。
風俗にいったことがバレた夫が、それを指摘され謝ったとしても、実際のところは妻が何に対して怒っているのか、要点を理解できていない場合が往々にしてあります。
風俗を利用したことに怒っているのか、酔っていたからと言い訳をしたから怒っているのか、どの部分に怒っているのかはわからないが、とにかく怒っているので謝ろうという態度が多く、反省しているか否かは微妙です。
もっといえば、バレてしまって運が悪かったという思いのほうが強いと思われます。
駐車違反で切符を切られる気持ちに近いかもしれません。
たとえ、夫が平謝りしていても、実際には自分のしたことは浮気ではないと考えています。
床屋にいってサッパリするのと何が違うのかくらいにしか思っていないことも少なくありません。
風俗通いを浮気でと思っていない夫にいくら怒っても。、相手が何に対して怒っているのか理解しなければ反省することはないでしょう。
情けない話かもしれませんが、怒られる人にも納得するということが必要です。
でなければ、夫は同じことを繰り返し続けるでしょう。
