もし夫(妻)の浮気・不倫が発覚し、浮気相手へ慰謝料を請求する場合、その額の相場をご存知でしょうか。ほとんどの方が請求される慰謝料の額に驚かれるため、相場、また慰謝料額を決める基準についてご紹介します。
慰謝料について
浮気・不倫によって請求される慰謝料とは何に対する損害賠償なのでしょうか。それは不倫をされた被害者側の精神的苦痛に対する慰謝料という位置づけになっています。つまり、被害者が受けたであろう精神的苦痛によって額が変動するということです。
ただし、苦痛が大きなものであろうと法外な額を請求することはできません。
慰謝料の額を決まる基準
①苦痛の程度
②婚姻期間
③責任の重さ
④子供の有無
⑤有責者の年齢
⑥経済状況、職業、収入
⑦社会的地位
等が挙げられます。
特に重視されるものは、婚姻期間、子供の有無、浮気の頻度・期間、職業、収入が参考にされるでしょう。
婚姻期間が長ければ長いほど慰謝料額は大きくなりますし、短ければ多くの慰謝料は請求できないでしょう。
また、子供がいることによって、浮気の加害者側が親権をとるのであれば、その後の子供の生活に影響がでるような慰謝料の請求は難しくなるかもしれません。
家庭によって状況が違いますので自力ですべて準備するのではなく、専門家の方と相談の上、慰謝料の額について検討することをおすすめします。