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■奥様がご主人の不貞調査を行った場合
依頼を受けた調査が終了し、報告書作成及び調査中のビデオ映像の編集等を終えると、依頼者様に弊社にご来社頂き、弊社のご報告ルームにて完成した報告書や映像を確認(受渡)して頂く事になります。
ご報告は、依頼者様に報告書を開いて頂き、報告書に記述された箇所のビデオでの映像を同時にTV画面でご覧頂きながら調査経過を辿っていくという形になりますが、調査実施中に依頼者様にはその都度調査経過を報告しているので、実は依頼者様はこの報告の時点で既に調査全体の流れや調査結果もご存知なのです。
しかし、それは電話や直接お会いした上の報告であっても、あくまでも口頭だけの報告ですから、頭では調査で判明した状況や事態を理解されていても、改めて弊社のご報告ルームに腰掛けて実際の調査映像や詳細な調査記録を観る事は、本当に辛く、相当な衝撃を受ける事になります。
この為、ご報告に際しては、依頼者様への精神的な配慮が絶対に不可欠となります。
できればご両親やご兄弟(ご姉妹)、心を許した親しい友人の方などとご一緒に来社して頂くのが1番理想的ではあります。
そうはいっても、大勢いらっしゃる依頼者様には、両親は勿論、ご姉妹やご友人にも相談できずに、ともすれば怖いイメージもある探偵社という場所を勇気を振り絞って1人で訪ねられたという方が多いのです。
ですから、事前に理解はされているにしても「浮気は事実であり、証拠も完全な形で取得しました」などといった詳細な報告を受けた依頼者様の動揺はいっそうに激しく、堪え難い感情に襲われて涙する方も多いのです。
しかしながら調査報告書は「不貞事実が確認され、証拠も取得できた」という事に過ぎません。
これで終わった訳でなく、これから本当に辛く苦しい戦いが始まるのです。
調査結果をもとに、「これからどうやって夫の浮気に対応するか」という事が1番重要である事は言うまでもありません。
先ほども例として挙げたように、依頼者様に親や兄弟姉妹、若しくは親しい友人といったよき理解者や相談相手がいれば安心なのですが、そうでない場合、依頼者様は孤立無援の戦いを強いられる事となってしまいます。
こういった不貞調査の結果から離婚を考慮される依頼者様には離婚訴訟に秀でた弁護士の先生を紹介させて頂くケースが多いのですが、有能な弁護士の先生ほど忙しい為、依頼人の細かな日常生活の悩み(勿論、ご主人との軋轢から生じる問題です)などに、例えわずか10分程度であっても時間を割く事は難しいのが実情です。
依頼された事案に対して訴状を作成し、それを元に訴訟を行い、その後も裁判の節目節目で依頼人と打ち合わせを行い、そして、その都度公判に提出する書類を作成し、法廷で依頼者の代理人として相手側と争う事が弁護士の業務であり、勝訴をもたらす事が責務なのです。
ですから、これ以外の為に時間をとる事ができないのです。
依頼する側からすると、連絡や相談をする機会が余りにも少ない為に不安を感じる事もあります。
しかし、繰り返しになりますが、弁護士の先生は必要事項に関わる時間を割くだけで依頼事項の達成・依頼人の勝利を果たす事が業務なのです。
依頼人の苦悩に関する相談やカウンセリングは弁護士の業務範囲外であり、その点をとって「対応が悪い」と言ってしまうのは少々筋違いといえるでしょう。
調査報告書を提出して調査料金の残金精算が済めば、私どもも本来はそこでお役ごめんとなるのですが、ほぼ全ての依頼者様にその後も色々と相談のご連絡を頂く為、これからの方向性などをアドバイスさせて頂いています。
依頼者様の不安定な精神状態から起こる様々な悩みやストレスのはけ口として、電話などで依頼者様の気持ちが落ち着くまでお話を聞かせて頂く事も多々あります。
1時間ほどお話を伺う事は至極当たり前で、2時間を超える事もよくあります。月に何度かは3時間を超える事もあります。
しかし、当たり前ではありますが、その事で一円でも報酬を頂いた事はありません。
専業主婦だった依頼者様がある日突然夫の身勝手な浮気の為に家庭崩壊の憂き目に遭い、小さなお子さんを抱えて、夫の身勝手な行動に対して戦い、何とか自立しなければならなくなってしまう事も多々あるのです。
力強く自立に向かうまで様々な成長を成し遂げられた多くの依頼者様を見てきた私としては、依頼者様それぞれの自立に向けてできる限りのお手伝いを今後も続けていきたいと思っております。
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