フォーチュン広島の探偵白書:モラルハラスメントについて

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モラルハラスメントについて

モラルハラスメントという言葉をご存知ですか?

モラ夫、モラハラという形で耳にした事があるかもしれませんね。
今回はそのモラルハラスメントについてお話したいと思います。

モラルハラスメントとは、精神的な暴力、嫌がらせを指す言葉です。 ちなみに配偶者などからの暴力・無視・暴言などを指すドメスティックバイオレンスや会社などでの上下関係を利用した嫌がらせを指すパワーハラスメント、性的嫌がらせを指すセクシャルハラスメントなどの被害のうち、肉体的な暴力などを除く精神的な被害についても、モラルハラスメントの範疇に含まれます。

耳慣れない言葉かも知れませんが、実はあなたもモラルハラスメントの被害にあっているかもしれません。
ある日突然、なんでもないような些細な事で夫が怒った。若しくはむっつりと黙りこくってしまった。 うろたえた妻は自分に至らない点があったのだろうかなどと原因を考えます。しかし、理不尽な怒りですから正解はありません。

そして、妻は疲れてしまい、間が悪かったのだろうと我慢してしまうかもしれません。言い返したとしても、高圧的な態度で言いくるめられるかもしれません。
実はこれがモラルハラスメント被害の始まりなのです。 この後も、夫は自己正当化しながら妻の人格、人間性を否定するような発言をしたり、妻の存在を無視したりし、夫から繰り返し浴びせられる暴言により自信を喪失している妻は自分が悪いのだからと思って我慢し続けるようになります。
夫の顔色を窺って日々を過ごすのです。 妻は責任は自分にあるのだと思っているので周囲の人たちにモラハラ被害を打ち明ける事もなく、また、打ち明けたとしても、モラ夫は得てして外では好人物を装っているので周囲の人たちから「考えすぎ、被害妄想だよ」などと諭されてしまい、それでまた傷つくのです。そして周りに言うだけまた傷つけられると考えるようになります。
夫の理不尽な仕打ちに対しても、色々な気遣いなどが全く功を為さない事を嫌でも気付かされ、また離婚を避けたいが為に無意識に自分の気持ちを誤魔化してその場を収めるようになります。 このような状況が続くと身体的にも変調が出て来ます。

どうでしょうか。 文章にすると大げさに感じられるかもしれませんが、思い当たる節はありませんか?
実際に証拠が残るような被害ではなく、うつ状態などに陥って病院に通う頃になってやっと周囲に認知されるような、極々発覚しにくい被害です。
それだけに被害者自身でさえも被害を受けている事に気付いていない事が多いのです。

そこで、モラルハラスメントにどう対処するかですが・・・。
まず、自分の罪悪感は置いておいて、今の自分の状態を冷静に観察してみてください。 そして、自分の身を守る事を第一に考えてみてください。
本来の感覚や判断力を加害者に押さえつけられている状態で自分の置かれた状況を把握するのは非常に難しい事ですので、できれば加害者と関わりのない、信頼できる人に相談してみてください。 それが難しいようであれば、加害者に言われた事、その時の自分の気持ちなどを書き留めておきましょう。

少し時間をおいてそれを見返した時、冷静に状況が把握できるはずです。 もし、それでやはりモラルハラスメントを受けていると認知した時は、物理的に加害者と距離をおく事が一番です。 離れようとする姿勢、相手に対抗しようとする態度を見せると、相手はますます攻撃的になるかもしれません。 その目的は、被害者に罪悪感を持たせて自信をなくさせることです。 でもその状況から抜け出したいのなら、気にしないでください。

一番いいのは、何を言われても余計な事は口にせず、黙っていることです。 最後に、モラハラへの対処法を簡潔に表現すれば、次の通りです。

  • とりあえず黙っておく。
  • 相手の挑発にのらない。
  • それから、信頼できる人に相談する。
  • そしてそこから抜け出す。

本当の自分を取り戻すために、戦ってくださいね。

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