妻の仮面の下の素顔…

依頼者様は、広島県東広島市在住の教師のSさん(42歳)。
中肉中背で、ポロシャツにスラックスというカジュアルな服装。酒も飲まなければタバコも吸わず、話しぶりも冷静で、真面目そのものといった印象でした。

Sさんから「妻が浮気をしているようなので、夕方5時からの足取りを調査してほしい」というご相談をお受けしました。「以前、妻の浮気を疑って携帯電話の着信履歴を調べてみたところ、見知らぬ番号があったんです。間違いないと思って、問い詰めてはみたんです。昔の知り合いに喫茶店で会って相談に乗っているだけだとシラを切るんです。でも、電話がかかってくる時間帯は深夜ばかりですよ。どう考えても、おかしいじゃないですか。そんな事もあって、現在は離婚を前提に別居しているんですが、子供は手放したくないんです。」とSさんはおっしゃりました。3人の子供に対する親権を守るため、どうしても浮気の証拠が欲しいという事でした。

Sさんの奥様K子さんは38歳。身長167cmのスラッとした長身で、ストレートの髪を長く伸ばしたかなりの美形で、職業が保母さんということもあってか、一見やさしく明るそうな女性という印象を受けました。
Sさんより依頼された夕方5時からの時間帯で尾行を開始しました。調査を始めて3日間は、まっすぐ実家に帰るだけであったK子さんでしたが、4日目、保育園から出て来ません。保育園に確認したところ、この曜日は以前から半日勤務であったという。Sさんに状況を報告したうえで、次週の同曜日に的を絞って調査を行なう事とした。
そして翌週の同曜日、お昼過ぎにそそくさと保育園を車で後にしたK子さんは、郊外のファミリーレストラン駐車場にて男性と落ち合いました。同レストランで食事した2人は、K子さんの車を駐車場に置いたまま、男性の車で走り出し、近くのアパートへたどり着きました。アパートの一室へ入った2人が再び現れたのは、日も暮れかけた夕方でした。その翌週に調査したところ、K子さんと男性のまったく同じパターンでの接触が確認されました。どうやらK子さんと男性は白昼堂々と逢瀬を楽しんでおり、これまで堅物のSさんはその事を想像すらできなかったようです。

調査結果を報告後、Sさんは「事が有利に運ぶ」と喜ぶ一方で、「浮気をしているとは思っていましたが、まさか昼間からとは…」と驚いた様子でした。たしかにK子さんは、昼下がりの情事を楽しむようには見えないおとなしそうな女性ではあるが、淑女の仮面の下に魔物を飼っている女性は意外と多いものです。(もちろん男性も例外ではありませんが…)